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【ご挨拶】1年間の感謝を込めて〜令和3年への展望

【ご挨拶】1年間の感謝を込めて〜令和3年への展望

 

今年も、地域の皆様には大変お世話になりました。

 

振り返ると、コロナ感染症の世界的な蔓延と不穏な空気から幕を開け、その対策と変化への対応に終始した1年間でした。3月からの感染拡大、そして4月の政府による「緊急事態宣言に伴う店舗閉鎖や時短要請その後の先の見えないトンネルに迷い込んだような数ヶ月を経て、ようやく秋から力強経済の立ち上がりが見え始めたところでしたが、再び年末年始にかけて感染者数も増え、まさにコロナ禍のニューノーマル経済とはこういうことかと感じる次第です。

 

まさしく“激動”の1年間ではありましたが、幾多の困難を乗り越えて、こうして心穏やかに年の瀬を迎えることができますのは、ひとえに日頃より弊社店舗やサービスをご愛顧頂いておりますお客様、世相の混乱の中でも不安を乗りこえて社業を支えてくれた社員および店舗スタッフの皆さん、そして地域の皆様のおかげだと心より御礼を申し上げます。

 

不要不急外出を控えようという呼びかけの対象とされた飲食・サービス業にはどのような社会的役割があるのだろうか?また、地域経済の中で弊社が果たすべき新たな使命とはなんだろうか?私たちにとっては、自社の未来ひたすら考え抜いた1年間でした。

 

グループが目指すべきビジョン『世界があこがれる九州をつくる』を掲げて、次の10年間の成長に向けた事業構想の足場を固めるその重要な節目のタイミングにあって、「新たな価値の創造に向けた議論にチームを挙げて対峙することができたのは、まさにコロナ禍よってもたらされた未来への光明であったと思います。

 

令和3年には、九州をあたかも一つの大きな島=広域経済圏と捉えた「KYUSHU ISLANDブランド構想をさらに深化させるべく、弊社の基幹ブランドである「九州パンケーキ」は、よりいっそう地域課題の真ん中に飛び込んでいって、ともに汗をかいて社会課題を解決していくという覚悟を固めました

 

“地元創生型フランチャイズ”と価値を定義した新たな立地戦略による「九州パンケーキカフェの展開を九州各地のパートナーの皆さんと共に進めていくほか、これまで台湾、シンガポールに加えて、中国(北京)での展開も本格的に加速、そしてドイツでのミックスの販売のスタートやアメリカでの新商品の展開など、本格的な海外展開を進めていく予定ですまた、オンラインでの九州物産展やイベントなども積極的に開催して参ります。

 

最後に、皆様一人ひとりが健やかな新年をお迎えになり、希望に溢れる一年間をお過ごしになることを祈念しつつ、心からの感謝を込めて年末のご挨拶とさせていただきます。

 

来年も社員一丸となって、挑戦を続けて参ります。

これからも一平グループをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社一平ホールディングス

代表取締役社長 村岡浩司